【葬儀体験談5】工藤家の場合|葬儀費用、相続について

 

 

5-1.父を亡くしてはじめての喪主に

 

1年半ほど前に、病気で父親を亡くし、喪主を務める形で葬儀を取り仕切りました。葬儀と言うと、遠隔地で暮らしている祖父や祖母の葬儀、また、会社の方や知人友人の葬儀など参列した経験はありました。

 

しかし、自分自身で取り仕切るのは全く初めての経験でどこから手をつけ、何に連絡をすれば良いのか全くと言っていいほど分かりませんでした。

 

5-2.「家族葬」という概念を知る

 

そんな時間も限られている折、家族葬とか小さなお葬式という概念をネットで知り、自分のライフスタイルに合っている気がしました。そこで、母と相談し、家族だけでこじんまりと葬儀を営むことにしました。

 

世間一般で行われているスタイルの葬儀が、無難と言えば無難だし、波風も立たないのでしょう。

 

しかし、百万円以上の費用をかけて葬儀を営むことの意味や、大勢の参列者に囲まれ慌ただしく実施するのより、生前の故人の思い出をゆっくり考えながら静かに葬儀を営みたいとの思いからの行動でした。

 

5-3.家族葬に対する親族からの苦言

 

しかし、覚悟はしていましたが、父方の田舎の親族からは随分と苦言を呈されましたし、常識知らずなどとの批判も受けました。私はともかくとして、母はだいぶ悩んでいたようでした。

 

葬儀のあり方については、それぞれに価値観の違いがあります。何が正解ということはなく、それぞれの心の問題ということになるかと思います。

 

とはいえ、価値観が大きく違う人と意見をすり合わせる時間的な余裕もありませんし、なかなか奥の深い問題だなと思わざるをえませんでした。

 

葬儀というのは、当たり前の話ですが、執り行う日にちを予定しておいて、その日に営めるというような性質のものではありません。

 

予期せぬ時に、急にその日がやってきますので、葬儀をどのように行うべきか、普段からじっくり考えておくべきでしょう。自戒を込めて、そう思います。

 

5-4.相続問題で煩わされないために

 

また、人が亡くなった後には、故人の財産を相続することになるという点にも想像力を働かせなければならないと思います。

 

できれば家族が元気なうちに、身内で集まる機会を設け、相続のあり様について確認しておくと、私のように面倒な相続問題に煩わせられることなく、良いだろうと思います。

 

また、民法にはそもそも相続に関する規定があるのですが、この程度の知識については、一般常識として知っておいた方が良いように思います。

 

こういう法律の規定を基本とした上で、それぞれの家における、相続のあり様を考えるという方法が、望ましいのではと感じるところです。

 

5-5.葬儀の費用について事前に知っておくことが重要

 

いずれにしても葬儀のあり方は多様で、私の場合にはこじんまりと済ませたものの、それでも費用はかなりかかりました。

 

盛大に葬儀を行う場合には相当な費用もかかるでしょうし、葬儀だけでなく、お墓の建設費用やお坊さんに渡すお布施の費用なども相当なものです。

 

葬儀に関する一連の作業に、どれくらいのお金がかかるのかも、あらかじめ調べておくと、急な事態にも適切に対処できるはずです。

 

工藤家の葬儀体験談(完)

 

 

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