【葬儀体験談4-3】望月家の場合|告別式、葬儀後の手続きなど
4-9.告別式
翌日は、朝から葬儀会社の方と最終確認をしながら、告別式を迎えました。朝からバタバタのまま、告別式が始まりました。
父の葬儀のときで知っていたのですが、告別式で棺のふたが閉まるともう開けられないので、告別式の最後が最後のお別れになります。
葬儀の様子
お焼香が終わると本当に最後のお別れとなり、お供えの花をみんなで棺へ入れていきます。このときはもう涙がとまりませんでした。
そして出棺、そのまま火葬場へ向かいました。
4-10.火葬・収骨
火葬場では、棺の小さな扉から最後に顔を見て、本当に最後のお別れでした。そして、そのまま火葬場の待合スペースで1時間ほど待ちます。
呼ばれて収骨。二人でひとつひとつ、母を集めて骨壺へ。
4-11.初七日法要・精進落とし
そのまま葬儀場へ帰り、そのまま初七日法要を、葬儀場で行いました。(最近は初七日法要を葬儀場で行う方が多いそうです。宗派によっては、きちんと七日後に行うこともあるとのことでした。)
最後、精進落としの食事を参列の人達へ振る舞って、葬儀が一通り終了しました。
4-12.実際にかかった葬儀費用について
そして、喪主の私は、葬儀会社の方と最後の確認です。実際にいろいろかかった費用を確認したり、参列に来た人の人数を確認したり。費用は後日一括で振り込みになりました。
結果的に、すべての費用で200万円弱。香典、互助会の積み立てと割引があるので、実際にかかった金額は約70万円弱になりました。
これでも互助会の会員、積み立てを事前にしていたので何十万円単位で割引がきいての金額です。
4-13.葬儀後(仮祭壇の設置、名義変更・相続の手続き)
その後、葬儀会社の方が家まで来てくれて、仮祭壇というものを用意してくれました。お供えのお花も用意してくれます。(金額に含まれている内容ですが)
そして、振り込みの案内をして帰っていかれました。
それからも、名義変更や相続の手続きなど、いろいろと忙しい日々を送りました。
4-14.今回の葬儀で良かったこと、助かったこと
あまりに突然のことで、もっとこうしたらよかったとかは、あまりわからないのですが、良かった、助かったことはいくつかあります。
1.互助会に入っていたこと
互助会に入っていたので、割引があることと、その時点まで積み立てていた金額を、葬儀にあてることができました。金額的にはとても大きかったです。
特に、会員価格でサービスを受けられることが助かりました。祭壇などの大きな金額の物に関しては、何万円単位での差がありました。
2.事前に母と、もしものときの話をしていたこと
とても寂しいことではありますが、母は延命をしないと決めていて、私もそれを受け入れていました。そのため、あえて真剣な話をしておいたので、無駄な費用はかけずに済んだと思います。
突然のこともあると思いますが、亡くなってしまう前に、それこそ病気になる前、元気なときでも、一度両親と葬儀のことを話しておくことは後々助かります。それが本人の希望を叶えることにもなるからです。
もう3年前のことなので、抜けている部分もあるかもしれません。ですが、私の体験を参考にしていただいて、後悔のない葬儀をおくっていただければ幸いです。
望月家の葬儀体験談(完)
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