【葬儀体験談4-1】望月家の場合|葬儀会社との打合せの様子
4-1.葬儀の喪主を務めることになった経緯
3年前に母親が癌で亡くなり喪主をつとめることになりました。母が亡くなる4年前には父が癌で亡くなっていたので、長女の私が喪主をつとめることになりました。
亡くなる1か月前までは、抗がん剤治療等を行いながら仕事もしていた母は、延命を希望せず、緩和病棟で家族や親友に看取られて亡くなりました。
心の準備はしていたものの、やはりショックで涙がとまりませんでした。しばらくは母にすがり泣いていましたが、それでも病院や葬儀会社への連絡はしなくてはいけない状況になります。
幸い叔母や祖母が近くにいてくれたので、手伝ってもらいながら準備を進めました。
4-2.葬儀会社に連絡
以前、父の葬儀でお世話になった葬儀会社がとてもよくしてくれたこともあり、その後、互助会の積み立てを母自身がしていました。そのため、葬儀会社は、そちらでお世話になることに決めていました。
病院から葬儀会社へ連絡をいれると、病院や亡くなった母のこと、喪主をつとめる私のことを聞かれました。そしてすぐに、病院への迎えの手続きなどを準備してくれました。
4-3.病院から自宅へ
看護師さんが、母が家へ帰れるように点滴等を外してきれいにしてくれました。そして、病室から霊安室へ移動、葬儀会社のお迎えを待ちました。
病院から葬儀会社の車で、いっしょに我が家へ帰りました。それからすぐに、葬儀会社担当の方との打ち合わせ。ゆっくり悲しみにひたることもできませんでした。
4-4.葬儀の打合せ
自宅で通夜、告別式の日にちを決め、祭壇のランク、だいたいの参列人数、香典返しをどうするか、食事のランク、手配、お花やお供えの手配等々・・・、宗派や家紋等を聞かれたりと大変でした。
葬儀社のパンフレットや見積もりなど
葬儀のグレードについて
母は余命を告げられていたこともあり、亡くなる前には冗談交じりでしたが、葬儀は豪華にしないでいいとずっと言われていました。
それもあり、通常のスタンダートな祭壇、食事内容で依頼しましたが、葬儀会社の方からはアップグレードをおすすめされました。(すでにこの段階で、香典返しの品物やだいたいの数なども、こまかく決めなくてはいけない状況でした。)
葬儀の日程について(友引)
暦のうえで、友引は葬儀ができないこともあり、母は一日あけて翌日にお通夜、次の日に告別式となりました。
打ち合わせ時の雰囲気
2時間くらいの打合せで、ほぼ即決状態で、すべてを決めていきます。もちろんその場で概算の見積もりをだしてくれますが、冷静な状態ではないので、言われるがままに決めていったような気がします。
もちろん変更等もできますが、結婚式等と違い、いきなりおとずれることばかりで、変更はその場でという感じでした。
遺影のことなど
遺影の写真選びは、とても迷いましたが、いろいろ修正などもしてくれるので、最終的にはとてもきれいにしあがりました。
やることリストや、提出する書類リスト等を、分かりやすく用意してくれていたのは助かりました。
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