【葬儀Q&A】葬儀費用が見積もりより高くなるのを防ぐには?

 

葬儀費用が見積もりより高くなるのを防ぐための注意点は何ですか? もし、葬儀費用が、最初の見積より大幅に高くなった場合は、返金してもらうことはできますか?

 

当初の打ち合わせでは、予算に合わせた見積もりをもらっていたのに、葬儀が終わって請求書を見ると、めちゃくちゃ高くなっていたというケースをよく耳にします。

 

知らないうちにオプションを追加されて(グレードアップさせられて)、追加料金が発生してしまっているわけです。

 

もしかすると、なかには「意図的にオプションを勝手に追加する業者」も、いるのかもしれません。そのような悪質葬儀社(いないと信じたいですが)にだまされないために、私達にできることは何でしょうか?

 

 

【1】葬儀社に勝手にオプションを追加させないためには?

 

葬儀社はオプションをつけて(あるいはグレードアップさせて)、葬儀費用総額を増やそうとするものです。葬儀社も慈善事業ではないので、利益率を高めようとするのは当然のことです。

 

しかし、葬儀社が儲かるということは、私たち利用者が損をするということでもあります。余計な費用まで支払わされるわけにはいきません。

 

もちろん、納得してオプションをつける(グレードアップする)のであれば問題ないです。しかし、こちらの知識不足に付け込んで、あるいは私たちの故人に対する愛情を悪用して、こちらをコントロールしようとしているのであれば問題です。

 

「気を利かせてグレードアップした」などということも平気で言ってくる業者があるという話も聞いたことがあります。すべてを葬儀社任せにするのは、金銭的に非常にリスクのあることです。

 

1.いちいち「追加料金がかかりますか?」と聞く

葬儀社の人は、葬儀の最中とかに「○○はどうしますか?」「○○はこれでいいですか?」と聞いてきたりします。例えば、「仏衣はこれでいいですか?」とか、「お花はどうしますか?」とかです。

 

このときに、葬儀社の人は「費用」のことを言いません。単純に「仏衣はこれでいいですか?」などとくるわけです。

 

このような質問に対して、「ちょっと薄っぺらい感じがしますね」などと返事すると、「ではもうちょっとしっかりした仏衣に変えときますね」などと言って、別の仏衣を出してきたりします。

 

ここが注意ポイントです。

 

何気ない会話のようで、じつはこの瞬間に「グレードアップ」の話をしているわけです。このようにして、いつの間にか、追加料金がどんどん膨らんでしまうわけです。

 

なので、葬儀社の人に話しかけられたら、「もしかしてお金のかかる話かも?」と疑うようにしてください。そして、「それには追加料金がかるんですか?」と、いちいち聞くようにしましょう。

 

こうすることで、知らないうちに追加料金が発生してしまうリスクを、かなり避けることができるはずです。

 

2.葬儀の打ち合わせは喪主以外も参加を

葬儀の打ち合わせは、喪主と葬儀社とで進めていきますが、トラブルを防ぐためには、他の親族にも参加してもらうことが望ましいです。第三者がいれば、虚偽説明などがやりにくくなるからです。

 

メモや録音で記録を残すのも検討してみてください。後からトラブルになったときに、自分の財産を守ってくれる武器になります。

 

3.定額の葬儀プランを選ぶ

最近では、身内だけで小規模に執り行う「家族葬」などのプランが人気です。家族葬であれば、見栄を張る必要もないので、必要最小限の飾り物などで質素に執り行うことができます。

 

そして、例えば「小さなお葬式」などを利用すると、「定額プラン」で葬儀を執り行うことができます。「定額」なので、追加料金は発生しません。

 

昔は、複数の葬儀社から見積もりを集めて比較するのが、葬儀費用を安くするポイントでした。しかし、いくら見積もりを集めたところで、先ほど説明したように、葬儀の最中にどんどん追加料金が発生して、「見積もりよりも高くなった!」ということになっていたわけです。

 

ですが、「定額プラン」の葬儀であれば、「定額」なので、自分の予算に合わせたプランを選ぶだけです。あとは追加料金など発生しないので、葬儀の最中には故人とのお別れに静かに集中することができます。

 

ということで、葬儀費用が見積もりより高くなるのを防ぐには、最近では「定額プランの葬儀」を選ぶのが一番おすすめです。

 

【2】葬儀費用の請求額に納得がいかない場合は?

 

もし、葬儀費用が見積もりよりも大幅に高くなってしまったなら、葬儀社に対して「なぜこんなに高くなったのか?」ということを問い合わせてください。

 

そして、もし勝手にオプションを追加された(グレードアップされた)のであれば、その点はしっかり抗議すべきでしょう。

 

交渉力は必要になりますが、理路整然と講義すれば、一部の料金を返金してもらえる可能性はあると思います。

 

まったく取り合ってもらえない場合は?

 

理路整然と交渉しても、まったく取り合ってくれない葬儀社もあるかもしれません。その場合には、一度、消費者生活センターに相談してみることをおすすめします。第三者に間に入ってもらうことで、話がまとまりやすくなります。


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