【葬儀後の手続き3-3】国民健康保険の新規加入

葬儀後の手続き,国民健康保険の新規加入

 

国民健康保険とは?

 

「国民健康保険」というのは、個人事業主などが加入している健康保険です。運営母体は、お住まいの地域の市町村になります。前年の収入をもとに毎月の支払額が決まり、口座引落などで支払います。

 

国民健康保険の保険証

 

一方で、サラリーマンや公務員などが加入している「社会保険」というのもあります。これの運営母体は、協会けんぽなどになります。実際に支払われているお給料をもとに支払額が決まり、給料天引きで支払われます。

 

葬儀後の国民健康保険の新規加入とは?

 

例えば、世帯主のお父さんが亡くなったとしましょう。このお父さんは、個人事業主として何か事業を営んでいて、国民健康保険に加入していたとします。

 

この場合、国民健康保険の被保険者であるお父さんが亡くなったので、その世帯の被保険者がいなくなります。ということはつまり、その世帯が無保険状態になってしまうわけです。

 

無保険状態のままでは、例えば息子さんが体調を崩して病院にかかったら、全額自腹で医療費を支払わないといけません。医療費の自己負担は通常3割なので、通常3,000円の治療費となるケースでは、無保険状態では1万円の治療費となってしまうわけです。

 

そのため、被保険者(つまり保険料を支払う人)が亡くなった場合には、すみやかに世帯の別の人が被保険者にならないといけません。例えば、お母さんが国民健康保険に新規加入しないといけないということです。

 

国民健康保険の新規加入手続きについて

 

国民健康保険の新規加入手続きは、故人が亡くなってから14日以内にすませてください。手続きをする場所は、お住まいの地域の市町村役場です。

 

手続内容としては、故人の保険解約手続きをしてから、新規加入手続きをすることになります。

 

新しい世帯主が会社にお勤めに出る場合

 

ちなみに、例えば世帯主のお父さんが亡くなった場合に、残された妻が、生活のために外に働きに出るケースがあると思います。この場合、お勤め先が社会保険(協会けんぽなど)に加入している場合は、そちらの保険に加入することになります。

 

いったん、国民健康保険に加入手続きを行って、その後、就職先が決まったら社会保険に切り替わることになります。

 

故人が社会保険に加入していて、新しい世帯主が国民健康保険に加入する場合

 

例えば、故人であるお父さんが、サラリーマンだったとしましょう。この場合は、お父さんは社会保険(協会けんぽ)に加入しているはずです。

 

なので、お父さんが亡くなったら、いったん社会保険の解約手続きをしてください。そして、新しい世帯主(例えばお母さん)が、どこかにお勤めに出るのか、あるいはピアノ教室などの個人事業をはじめるのかで、どの保険に入るかが変わってきます。

 

どこかにお勤めするのであれば社会保険に加入することになりますし、個人事業など行うのであれば国民健康保険に新規加入することになります。

 

 

国民健康保険の新規加入手続きのまとめ
対象者
  • 故人が国民健康保険に加入していて、新しい世帯主が引き続き国民健康保険に加入する場合
  • 故人は社会保険に加入していたものの、新しい世帯主は国民健康保険に加入する場合
期限

死後14日以内

手続き先

解約手続き

  • 故人が国民健康保険なら:市町村役場
  • 故人が社会保険なら:職場に相談

新規加入手続き

  • お住いの地域の市町村役場
備考

住民票の変更手続きなどで市町村役場に行く際に、ついでに窓口で相談してみることをおすすめします。

 

 


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