【葬儀後の手続き2-2】携帯電話の解約|スマホ、ガラケー
故人の携帯電話(スマホ等)の解約について
携帯電話の解約手続きは簡単です。それぞれの携帯キャリア(ドコモ、au、ソフトバンクなど)のショップに行って、本人が亡くなったことを伝えれば、解約手続きをしてもらえます。
あるいは、サポートセンターに電話して、手続きしてもらうこともできます。サポートセンターの電話番号等については、各携帯キャリアのホームページを参照してください。
故人の携帯電話(スマホ等)を解約する前に
故人の携帯電話の解約手続きをする前に、いくつか注意点があるのでお話ししておきます。
1.写真を保存する
特にスマホの場合ですが、故人が大量に写真を撮っているかもしれません。その中には、思い出に残るような写真も含まれているかもしれないですよね。
なので、解約手続きをする前に、写真を全部バックアップしましょう。バックアップする方法は、いろいろあります。外部サーバー(クラウド)に保存する方法や、ご自宅のパソコンに保存する方法などです。
外部サーバー(クラウド)に保存するなら
Androidのスマホであれば「Googleフォト」というアプリをスマホにインストールするといいです。iPhoneなら「iCloud」を利用するのがいいでしょう。
ただし、故人のアカウントにログインできなくなってしまうと、せっかくバックアップしても取り出せなくなってしまいます。また、外部サービスなので、サービス終了したり、データが消えてなくなるリスクもあります。なので、長期間保存するには向いていません。
自宅のパソコンに保存するなら
もしパソコンをお持ちなら、パソコンに写真を保存しましょう。やり方は簡単で、スマホとパソコンをケーブルでつなぐだけです。(何らかの理由でうまくいかない場合は、詳しい人に相談してください。)
これでパソコンにバックアップできますが、ご存知のように、パソコンというのは突然壊れます。パソコンが壊れるとデータも取り出せなくなるので、もうひとつバックアップをとっておくべきです。
一番いいのは、外付けのハードディスクを用意して、パソコン以外の場所にも写真のデータを残しておくこと。故人の写真(動画)のバックアップのみの使用であれば、1TB(いちてらばいと)程度の容量のもので十分でしょう。
あるいは、専用の機材を持ってる人であれば、DVDに焼く(書き込む)方法などもあります。保存方法はいろいろあるので、身近に詳しい人がいるなら、教えてもらってください。
2.登録されているアドレスを保存する
故人のスマホに登録されているアドレス(電話番号、メールアドレスなど)は、故人の交友関係を表すものです。もしかすると、故人が亡くなったことについて、一報入れたほうがいい人が含まれているかもしれません。
消してしまうと連絡したくてもできなくなります。登録されているアドレスなどは、必要に応じてメモを取るなどしておくといいでしょう。
携帯電話(スマホなど)の解約についてまとめ
手続きの概要 |
故人が契約していた携帯電話を解約する手続きです。 |
---|---|
期限・時期 |
すみやかに |
手続き方法 |
契約している携帯電話会社の営業所などで手続きします。 |
必要なもの |
・本人の死亡を確認できるもの(※1)
※1 葬儀の案内状や死亡診断書など |
関連リンク |
※税理士、司法書士、弁護士、手続代行などのワンストップサービス