【法要の段取り4】納骨

葬儀,納骨

 

自宅の後飾り祭壇に安置された遺骨は、四十九日の喪明けを節目として納骨されるのが一般的です。ここでは、納骨について詳しくお話しします。

 

 

【1】納骨には2つの捉え方がある

 

納骨は、「故人の遺骨をお墓に納める儀」として捉えられています。しかし、もうひとつの捉え方もあります。それは、「火葬後の骨上げにより骨壷に遺骨を納める儀」です。

 

  • 故人の遺骨をお墓に納める儀
  • 火葬後の骨上げにより骨壷に遺骨を納める儀

 

いずれも骨を納めるという意味で納骨というのですから、どちらの捉え方でもおかしくはありません。しかし、現代ではお墓に遺骨を納めることを納骨と呼んでいます。

 

なお、納骨の際には埋葬許可証を忘れないようにしましょう。

 

【2】納骨はいつするべきか?

 

納骨は、四十九日より後であれば、いつでも可能です。必ず、四十九日に納骨をしなければいけないわけではありません。ただし、一般的には四十九日か、四十九日を過ぎた頃が目安になっています。

 

【3】遺骨はどこに納骨するか?

 

先祖代々のお墓がある場合は、すでにあるお墓に納骨するのが一般的です。逝去日と戒名をお墓屋さんに伝えて、四十九日までに彫刻してもらいましょう。

 

新たにお墓を用意する場合、四十九日までに用意を済ませておきます。どこのお墓屋さんに依頼すればいいのかがわからないときは、お寺に尋ねてみましょう。

 

お墓ではなく、納骨堂という選択肢も

 

しかし最近は、費用面や管理の問題により、お墓ではなく「納骨堂」と言われる施設に納める人も増えています。

 

納骨堂とは、ロッカーのような納骨壇がある施設で、骨壷が保管できるようになっています。ひとつの遺骨につき、ひとつの納骨壇があるのではなく、共同で使う納骨壇です。もちろん、お参りもできます。

 

納骨堂,先祖代々のお墓

 

納骨堂が選ばれるようになってきた背景には、地方から都会に出る人が増えていて、お墓参りなどが現実的に難しくなってきていることがあります。

 

また、少子化に伴って、お墓を将来に渡って管理する人がいないとか、お墓を維持するお金がないとか、子孫に迷惑をかけたくないとか、いろいろな理由があるようです。

 

納骨というタイミングで、墓じまいを考えてみるのも、選択肢のひとつとなります。

 

【4】納骨式に誰を呼ぶか?

 

納骨が行なわれる儀式のことを「納骨式」と言います。納骨式には、親族や近親者を呼ぶことが多いです。基本的には、火葬で参列した人たちを呼びます。

 

ただし、遠方の親族などがいる場合は、近くの親族や近親者だけで行なうこともあります。

 

ちなみに、納骨にはお墓屋の職人さんも立ち会います。立ち会ってくれた職人さんに渡す寸志の相場は3〜5千円程度です。

 

【5】納骨式後の会食は?

 

納骨式の後も、会食会が行なわれます。自宅やレストランなど、とくに場所に決まりはありませんが、鯛や海老のようなおめでたい席の料理ではなく、質素な料理をいただきます。

 

レストランなどに予約を入れる際は、納骨式の後の会食会だと伝えておきましょう。

 


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