【火葬の段取り2】火葬

葬儀,火葬

 

「荼毘に付す(だびにふす)」という表現があるのをご存知ですか? これは、火葬を意味する表現です。

 

火葬では、通夜や告別式と違って、故人との別れがリアルになるのもあり、どうしようもない悲しみが込み上げてくると同時に、故人への感謝の気持ちも湧いてくるものです。

 

ということで、ここでは、火葬についての心構えを深めていきたいと思います。

 

 

【1】「荼毘に付す」とは?

 

「荼毘に付す(だびにふす)」とは、火葬を意味する言葉です。

 

もともとは、日本語ではなくパーリ語のとサンスクリット語で「火葬する」の意味を持つ単語の音から生まれた言葉だそうです。つまり、仏式のみで「火葬」を意味する言葉として用いられます。

 

ちなみにパーリ語はインドの上座部仏教、サンスクリット語はインドの大乗仏教の経典に使われている言語だそうです。

 

【2】火葬中の会食での心構え

 

 

火葬が終わるまでには、1〜2時間ほどの時間がかかります。その間に、納めの式の参列者(と僧侶)にて会食会が行なわれるのが一般的です。

 

自宅が近ければ、いったん自宅に戻って会食会が行なわれます。ですが、自宅が遠いなど、その他の事情により、火葬場で会食会をすることが多いです。

 

現代では、火葬中の食事のことを「精進落とし」と言ったりします。ただし、本来の「精進落とし」は、四十九日法要が終わってから振る舞われる料理のことを指していました。

 

会食前に喪主が簡単な挨拶

 

会食では、まずはじめに喪主より、参列者への感謝の挨拶があります。その挨拶の後に、故人との思い出話をしながらお食事をします。

 

告別式までは、故人をしっかりお見送りすることで気を張っていたと思いますが、火葬中になると少し気持ちもホッとする人も多いです。

 

そうした中で、火葬を待っている間ということもあり、悲しみがより込み上がってきて涙を流す場面も増えます。

 

それと同時に、故人に対しての感謝の気持ちも溢れてきますので、悲しみと感謝のどちらも大切にしながら、皆さんとお食事をしましょう。

 


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