【通夜の段取り2】通夜振る舞いをする
通夜の中で僧侶の読経や焼香などが済んだら、通夜振る舞いという会食があります。通夜振る舞いは、別名でお清めともいい、故人と最後の食事をするという意味での会食です。
通夜振る舞いでは、どんな料理を用意すればいいのか? どんな気遣いが必要かなどをご説明します。
このページの目次
【1】どのようなものを振る舞うか?
通夜振る舞いで出すお料理に決まりはありません。昔は、肉や魚などを出すのは控えられていたそうですが、現在ではお寿司や和食、洋食、中華まで幅広く、お弁当やオードブル形式で振る舞われています。
飲み物については、ソフトドリンクはもちろんのこと、ビールなどのアルコール類も用意しておきましょう。斎場で通夜振る舞いをする場合は、葬儀社より必ずお料理の内容についての相談があります。
料理や飲み物は、当日の参列者の人数によって追加が可能かどうかを、葬儀社や仕出し屋に確認しておきましょう。
【2】どのような気遣いが必要か?
通夜振る舞いでは、遺族が参列者の席を回って挨拶するなどの気遣いをしましょう。参列者の一人一人が故人が生前、お世話になっていた人です。忙しい中、故人を偲ぶために集まっていただいたのですから、お礼もお伝えしたいですね。
何よりも通夜振る舞いは、故人と最後の食事をするという意味が込められた会食です。故人も一緒に食事して話をしているつもりで、故人の話を中心にして会食をしましょう。
通夜振る舞いの終了時には、喪主が挨拶をします。その挨拶で、通夜が終了して閉式となる流れが多いです。
地方によっては、通夜ではなく、告別式に会食をすることがあります。葬儀社と打ち合わせをする際に、親族に確認を取っておきましょう。基本的には、葬儀を行う場所の風習に合わせるといいです。
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