【葬儀の準備5】礼装の準備
葬儀では、遺族や会葬者は礼装で参列しなければいけません。特に喪主や遺族は、マナーに反しないような礼装で参列するべきです。ここでは、礼装の準備に役立つ礼装のマナーの基本をご紹介します。
このページの目次
【1】和装の場合
礼装には、和装と洋装の2種類があります。ここでは和装の喪服マナーについてお話しします。
「男性」の和装
黒羽二重の染め抜き五つ紋付袴で足袋と半襟は白色を着用します。喪主は基本的に和装が好ましいです。
「女性」の和装
黒無地か地味な無地の黒羽二重の染め抜き五つ紋付で、 帯と帯締め、帯揚げ、そして草履、カバンは黒色のものを用意します。足袋と半襟は白色を着用します。女性も喪主は基本的に和装が好ましいです。
【2】洋装の場合
喪主以外の喪服は、最近は洋装が増えてきています。ここでは、洋装の喪服マナーについてお話しします。
「男性」の洋装
男性の洋装の正式喪服はモーニングコート、ズボンはストライプで黒のネクタイが基本です。カフスや靴、靴下も黒を着用します。
略式喪服は、礼服として着るシングルかダブルのブラックスーツで、最近はこちらの方が増えてきています。ネクタイやカフス、靴、靴下は黒でワイシャツは白です。
「女性」の洋装
洋装の正式喪服は、黒無地で光沢のない ワンピースやアンサンブルです。なるべく肌を見せないように長袖のものを着用します。
略式喪服は、地味なカラーのワンピースやアンサンブル、スーツになります。ストッキングや靴下、靴は全て黒です。
【3】小物や装飾品の注意点
カバンや小物類は基本的に全て黒のものを選びます。ヘアピンも目立たないものをつけましょう。
ネックレスは、パールのみです。二重のパールは、不幸が重なると言われていますので、一重のものをつけます。
ハンカチは、白か黒、薄い地味な色のものです。柄が入っていないものを選びましょう。数珠も忘れないようにカバンかポケットに入れておきましょう。
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