【葬儀の準備3】近親者に通夜・葬儀日程や場所を連絡
葬儀社との打ち合わせが終わり、具体的に通夜と葬儀の日程などが決まったら、近親者に伝えなければいけません。
どのように連絡するのか? 誰に連絡するべきか? など、いろいろ悩むと思いますが、冷静に進めていきましょう。
【1】通夜・葬儀について近親者に連絡する手順
近親者への連絡は、まず受付などをお願いしたい人、そして親族、知人、関係先などに順番に電話していきましょう。
- 受付などをお願いしたい人
- 親族
- 友人・知人
- 職場等の関係先
受付などをお願いする人には、まず引き受けてもらえるかを確認します。引き受けてもらえる場合は、葬儀の日程、場所を伝えてから、当日の段取りや受付などをする人の集合時間をお知らせします。
その他の親族、知人、関係先には、葬儀の日程、場所などをお知らせしましょう。電話で一報を入れた後に、地図など送る必要があれば、ファックスやメールなどで送ってあげてください。
【2】連絡先がわからないときは…
通夜・葬儀に誰を呼ぶかを決めたうえで、どうしても連絡先がわからない人が出てくることもあると思います。そのときは、その人と関係のある人に連絡を取るといいです。
例えば、故人の高校のときの同級生で、連絡先がわからなくなってしまった人がいたとします。そんなときは、高校の同級生関係で思い当たるキーパーソンに連絡するのです。
故人の故郷が離れている場合なども、連絡先がわからない人が出てくるでしょう。そうした場合でも、故人の故郷関連で、顔が広そうなキーパーソンに連絡すれば、連絡ができるかもしれません。
【3】あえて連絡しないケースもある(家族葬、一日葬など)
最近では、親族以外はあえて呼ばずに、身内だけで家族葬や一日葬をする人も増えています。故人がそう望んでいたのなら、なおさらのこと、多くの人をあえて呼ばずに身内だけで葬儀を行なうのもいいでしょう。
ちなみに、家族葬は参列者が30名程度までの小規模な葬儀です。もしも、実際の参列者数が30名程度を大きく超えてしまうと、一般葬扱いになって、追加料金をとられる場合があります。
費用を抑えるために「家族葬でやる」と決めたのであれば、参列者が増えすぎないようにコントロールする必要があります。