【臨終直後の段取り7】死装束を着せ、納棺する

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葬儀前には、「納棺(のうかん)」という儀式があります。葬儀のときに、参列者が故人としっかりお別れできるように、納棺が行われます。

 

 

【1】納棺とは?

 

納棺とは、遺体を死化粧などで綺麗にして、死装束(しにしょうぞく、死に装束と書くこともある)を着せて棺(ひつぎ)に納める儀式のことです。近いご親族が集まる中で、葬儀屋さんが主になって行なわれます。

 

葬儀でしっかりお別れができるように、死への旅立ちのために、遺体を綺麗に整える儀式でもあります。遺族にとっても、心の準備をする機会になります。

 

故人のお世話をする最後の機会なので、できるだけ、ご親族も参加したいところです。ただし、ひとつひとつの作業については、専門家である葬儀屋さんの指示に従ってください。

 

遺体は時間が経つにつれて死後硬直していき、筋肉が硬くなります。それによって、遺体の扱いも注意しなければいけません。

 

【2】納棺前に湯灌はするべきか?

 

湯灌とは、納棺の前に遺体を入浴させて清める儀のことです。最近では、清拭で簡易的に清めるケースが増えており、必ずしもしなければいけないわけではありません。

 

納棺の前に、葬儀社より湯灌の有無についての質問があります。遺族で話し合って決めておきましょう。

 

【3】死装束とは?

 

納棺前に遺体を清めたら、死装束(しにしょうぞく)という服を故人に着せます。白を基調とした故人のための衣装であり、死装束を着た状態で納棺されます。

 

死装束には、柄が入ったものや高級な絹が使われたものなどもあり、グレードによって費用や相場も変わります。相場は幅広く、数千円から10万円程度のものまであるので、冷静に判断する必要があります。

 

死に装束をどこかで購入して用意してもいいですし、葬儀場で用意してもらってもいいです。

 

【4】北枕、西枕とは?

 

亡くなった人の頭は、北や西に向けるという話が有名ですね。葬儀場でも納棺後は、北枕、西枕の風習に沿って、方角を考えて棺が配置されます。

 

このあたりのことは、葬儀屋さんがやってくれるので、お任せしましょう。

 

北枕、西枕は、その昔に釈尊が入滅時に、顔を西に、頭を北に向けていたことが由来になっているそうです。

 


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