病院と提携している葬儀社は安心か?葬儀費用は?

 

故人の最期を、病院で看取った場合の話。病室で医師が死亡の診断を下したあと、最低限の死後処理が行われてから、病院の霊安室へと遺体が運ばれます。

 

この霊安室へと向かうタイミングで、「白衣を着た人」(着てないこともあるかもしれませんが)が登場することがあります。そして、この「白衣を着た人」が、遺体を霊安室まで運んでくれます。

 

  1. 危篤
  2. 医師が死亡の診断
  3. 看護師が最低限の死後処理
  4. 「白衣を着た人」が登場
  5. 遺体を霊安室へと運んでくれる

 

ちなみに、この人はだれかというと、じつは「葬儀社の営業マン」です。葬儀社が病院と提携していて、病院内での営業活動を認められているわけです。

 

 

【1】病院と提携している葬儀社は費用が割高

 

病院と提携しているというのは、もう少し正確に言うと、葬儀社が病院にお金を払っているということです。いわゆる「紹介料」を支払っているわけです。

 

その葬儀社に葬儀一式を依頼すると、どうなるか? 当然ながら、その「紹介料」を、私たち利用者が何らかの形で負担させられることになります。中間マージンが発生してしまうということです。

 

 

しかも、この葬儀社は、他社に先駆けて一番最初に営業を仕掛けることができるため、価格設定に「競争原理」が働きません。相場価格がわからない遺族に対して、割高な料金で契約を迫ることができるわけです。

 

  • 中間マージンが発生する
  • 競争原理が働かない

 

これらの理由から、病院と提携している葬儀社には、葬儀一式を依頼しないほうがいいです。相場価格より、かなり割高な葬儀費用を支払わされることになるからです。

 

【2】病院と提携している葬儀社の典型的なやり方

 

病院に出入りしている葬儀社の営業マンには、ある共通のやり方があります。それは「とにかく急がせる」ということです。

 

ひどいケースでは、見積もり書も出さずに、遺体をさっさと運び出そうとします。そして、遺体をある意味「人質」のようにして、なし崩し的に葬儀の準備をどんどん進めていってしまうわけです。

 

  • とにかく急がせるようなことを言う
  • 見積もり書を出そうとしない
  • 遺体をさっさと運び出そうとする
  • なし崩し的に葬儀の準備を進めてしまう

 

こうなってしまうと、よほど精神的にタフな人でないと、断ることが難しくなってしまいます。その結果、葬儀業者の「言い値」で契約せざるをえなくなり、葬儀費用が青天井でふくらんでしまいます。

 

病院の霊安室は、通常1〜2時間しか利用できません。病院からすぐに搬出するように催促されるからです。

 

そして、「何時に空けてもらえますか?」と、何度も聞かれたりします。そのため、霊安室でゆっくりと葬儀社選びをしているヒマはありません。

 

病院と提携している葬儀社は、そのような切羽詰まった状況を利用して、畳み掛けるように営業を仕掛けてきます。

 

親族を亡くしたばかりの遺族にとって、非常に対応の難しい交渉となります。

 

【3】どうやって、どこに遺体を搬送するか?

 

以上見てきたように、病院と提携している葬儀社は、ボッタクリに近いやり方で営業してくるケースが多いです。私たち利用者にとっては、基本的にメリットはないと考えていいです。

 

とはいえ、霊安室を利用できるのは1〜2時間しかありません。すぐにでも遺体を運び出さなければなりません

 

  • どうやって遺体を搬送するか?(How)
  • どこに遺体を搬送するか?(Where)

 

一軒家などで、自宅に搬送できるのであれば、とりあえず「搬送だけ」という契約で、目の前にいる営業マンに依頼してもいいでしょう。有料で搬送だけやってくれるはずです。

 

しかし、マンションなどに住んでいる場合だと、自宅に搬送するわけにもいきません。この場合、目の前にいる営業マンに搬送を依頼してしまうと、その葬儀社へと運ばれてしまい、なし崩し的に契約せざるをえなくなる危険性があります。

 

では、どうすればいいのか?

 

1.事前に葬儀社を決めておくのがベスト

 

このページを読んでいるあなたは、おそらく、身近な人が亡くなられた場合にそなえて情報収集しているところではないでしょうか? つまり、今の時点ではまだ、実際に亡くなられたわけではないのではないでしょうか?

 

もし、そうであるなら、なるべく早い段階で、葬儀社選びを始めておいたほうがいいです。今のうちに、その葬儀社を利用するか決めておくべきです。

 

亡くなられる前から葬儀社選びをするのは、「不謹慎」に感じるかもしれません。そう感じるのが普通の感覚だと思います。

 

しかし、実際に亡くなられてからでは遅いです。霊安室に運ばれてからでは遅いんです。納得いく葬儀を執り行うためには、たとえ不謹慎に感じるとしても、事前の準備がとても大切なんです。

 

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※資料を取り寄せるならこちら

 

いい葬儀社を選ぶためには、複数の葬儀社から見積もりを取り寄せて、担当者とも実際に話をしてみることが大切です。

 

もちろん、故人が無くなる前の段階で、無理やり契約させられることはありません。安心して、じっくり話を聞いてみてください。冷静な精神状態で見積もり比較していると、いろいろなことが見えてきます。非常に大切なステップです。

 

見積もり比較をするには、葬儀社の一括見積もりサービスを利用するのが便利です。通常3日以内には、3〜5社程度の「詳細な見積もり」と「パンフレット」が送られてきます。それらの資料を見るだけでも、すごく参考になるはずです。

 

2.定額プランの葬儀サービスなら手っ取り早くて安心

 

もしも、霊安室でこのページを読んでいるのであれば、とにかく急いで葬儀社を決めないといけません。この場合におすすめしたいのが、定額プランの葬儀サービスを利用することです。

 

ホームページに電話番号が載っているので、今すぐそこに電話してください。そして、緊急に霊安室から搬送しないといけないという事情を話し、今いる病院名を伝えましょう。

 

すると、オペレーターさんがすぐに「寝台車(遺体を搬送する車)」を手配してくれて、遺体の安置場所もすぐに手配してくれます。

 

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※定額プランの葬儀サービスならこちら

 

寝台車の手配が済んだら、その電話で葬儀プランについて説明があります。希望する葬儀の形式や、予想される参列者の人数など聞かれるので、ひとつずつ質問に答えていってください。

 

定額プランの葬儀サービスというのは、あらかじめ決まったプランが用意されていて、予算に合わせて選ぶことができるサービスです。葬儀に必要なものは全てセットに組み込まれているので、追加費用が発生することもありません。現在、主流になりつつある葬儀サービスです。

 

【4】よい葬儀社を見極める5つのポイント

 

最後に、よい葬儀社を見極めるポイントについて考えてみましょう。見積もり比較をするときに、次の5つのポイントを意識してみてください。

 

契約を前提としなくても親身に相談にのってくれる

見積もり依頼したときに、「契約するなら見積もりを出します!」という態度の葬儀社には注意しましょう。接客業であるにもかかわらず、サービスというものを履き違えていると言わざるをえません。

 

人と人との出会いは一期一会です。そして、お客様と葬儀社の出会いも一期一会です。契約するかどうかにかかわらず、ひとつひとつの出会いを大切にすべきなのは言うまでもありません。

 

条件付きで態度が変わる「裏表のある企業」とは、契約しないことをおすすめします。

 

わかりやすい見積もり書を出してくれる

せっかく見積もりを出してもらっても、何がなんだかよくわからない見積もりを出してくる葬儀社があります。他社の見積もりと見比べたときに、明らかにわかりにくいわけです。

 

おそらくですが、見積もりの項目をあいまいにすることで、見せかけだけの「安さ」を演出する目的なんだと思います。つまり、見積もり比較で勝つことを目的とした、「嘘の見積もり書」というわけです。

 

この葬儀社に葬儀一式を依頼すると、葬儀の途中で「追加オプション」や「グレードアップ」がどんどん出てきて、最終的にびっくりするような葬儀費用を請求される危険性があります。

 

最初から決めつけずに選択肢を提示してくれる

よく聞くトラブル事例として、お客様の要望を一切聞いてくれない葬儀社が少なくないそうです。

 

例えば、費用を抑えるために「家族葬でお願いします」と依頼したとしましょう。すると、「家族葬といっても最終的には一般葬とあまり変わらないので一般葬にしましょう」と言ってくるわけです。

 

それに対して「お金がないから」「故人の遺志だから」という話をしても、「一般葬にしましょう」の一点張りで頑としてゆずらないわけです。そのまま、1時間も2時間も押し問答が続き、遺族の方が根負けして一般葬で契約させられるというわけです。

 

葬儀は遺族のためのものです。そんなことさえ理解してない葬儀社とは、契約しないことをおすすめします。

 

家族葬などの小さな葬儀にも対応してくれる

現実的な話をすると、世の中の大多数の人が、葬儀という「儀式」にさほど興味を持っていません。お経を聞いても意味がわかりませんし、細々とした作法や儀礼など、本音ではどうでもいいわけです。

 

だからこそ、ここ最近では、親族だけでひっそり執り行う「家族葬」とか、通夜・告別式を行わない「直葬(火葬式)」などが一般的になってきています。時代のニーズがそうなってるわけです。

 

たしかに、このような小さな規模のお葬式では、葬儀社が利益を出しにくいのも事実でしょう。しかし、葬儀は葬儀社のためにやるものではありません。遺族のためにやるものなんです。

 

遺族のニーズを最優先に考えて、家族葬や直葬(火葬式)などの、小さな規模の葬儀にも対応してくれる葬儀社を選びましょう。

 

見やすいパンフレットを用意している

葬儀社の良し悪しを判断するためには、「見積もり」や「パンフレット」などの資料を取り寄せてみるのがおすすめです。

 

どんな見積もり書を出してくるのか? そして、どんなパンフレットを出してくるのか? 見比べれば、その葬儀社の「理念」みたいなものや、「サービス水準」みたいなものが、にじみ出てくるものだからです。

 

資料を請求するにはこちらを利用すると便利です。お住まいの地域の葬儀社から、いろいろ資料を取り寄せて比較してみてください。


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