お任せしますは禁句!葬儀費用が高くなるのを防ぐためには?

 

葬儀社の担当者と話をするときは、言葉のひとつひとつを注意して聞いたほうがいいです。というのも、聞き流してしまうような「何気ないひとこと」によって、葬儀費用がドンドンふくらんでいく危険性があるからです。

 

葬儀社の「稼ぎの手口」みたいなものを知っておかないと、余計な費用を払わされてしまうことにつながります。あとになって後悔しないためにも、葬儀業者の話術に引っかからないように気をつけましょう。

 

 

【1】葬儀社と話すとき「お任せします」は絶対禁句

 

私たち一般人は、葬儀について知識も経験も不足しています。葬儀の作法も手順もよくわからず、葬儀の現場でオロオロするばかりです。

 

初めて喪主を務めるあなたも、葬儀の現場で、とても不安な状態に立たされることでしょう。

 

葬儀社の担当者から親切なひとこと

 

そんなとき、葬儀社の担当者が、あなたのところにやってきて、ささやきます。

 

担当者「祭壇のお花をもう少し増やしたほうがいいかもしれないですね?」

 

そこで、あなたはこう言うかもしれません。

 

あなた「そうですね。お任せします。

 

そのまま、葬儀の準備がどんどん進んでいきます。そして、葬儀社の担当者が、再びあなたのところにやってきて、今度はこうささやきます。

 

担当者「会葬礼状が足りなくなるといけないから、少し多めに用意しておきましょうか?」

 

そこで、あなたはこう言うかもしれません。

 

あなた「ありがとうございます。よろしくおねがいします。

 

あなたは、この担当者さんについて、こう思うかもしれません。「あの担当者さん、よく気がつくし、親切な人だな」と。

 

葬儀が終わって、請求書を見てビックリ

 

無事に葬儀が終わり、喪主という大役を務め終えたあなたは、ようやくホッと一息つくことができました。そこへ、葬儀社の担当者がやってきます。

 

担当者「本日はお疲れ様でした。とてもいい葬儀になりましたね。」

あなた「ありがとうございます。おかげさまで、無事に葬儀を執り行うことができました。」

担当者「本当によかったです。こちらこそありがとうございました。では、こちらが請求書になります。お振込みのほう、3日後までによろしくお願いいたします。」

あなた「(請求書を受け取って金額を見る)えっ?! ちょっと待って、見積もりとぜんぜん違うじゃないですか? めちゃくちゃ高くなってる!」

 

【2】じつは「オプション追加」「グレードアップ」の提案

 

葬儀社の担当者は、親切っぽい話し方で、さりげなく、いろいろ提案してきます。私たちは葬儀について知識も経験も不足していることが多いため、深く考えることなく「お任せします」「お願いします」と返事しがちです。

 

葬儀社の稼ぎの手口

 

しかし、これこそが「葬儀社の稼ぎの手口」です。葬儀社の担当者は、親切でアドバイスしてくれてるわけではありません。じつは「オプション追加」や「グレードアップ」に関する話をしているわけです。

 

ここに気づかずに「お任せします」「お願いします」などと返事してしまうと大変です。気づかないうちに契約が成立してしまいます。

 

実際に、お花を増やしたり、会葬礼状を増やしてしまってからでは遅いです。すでに、追加料金が発生してしまっていて、請求書の金額がどんどんふくらんでしまいます。

 

「で、それはいくらなんですか?」

 

葬儀社の担当者と話をするときは、ボーッとしていてはいけません。話しかけてきたら、背筋を伸ばして、気持ちにスイッチを入れてください。そして、相手の話をよく聞くようにしてください。

 

  • オプション追加の話じゃないのか?
  • グレードアップの話じゃないのか?

 

相手の言葉の内容をよく考えて、だまそうとしてないかどうか必ず考えてください。数秒考えてもいいです。よく考えたうえで、「稼ぎの手口だな!」と思ったら、「それはいくらなんですか?」と質問しましょう。

 

【3】葬儀費用の変更は認めないことを最初に宣言しておく

 

葬儀社の「稼ぎの手口」に引っかからないためには、最初に見積もりをもらう段階で、「金額の変更は原則認めません」ということを宣言するのが有効です。

 

そして、見積もり書の空きスペースに、「追加費用が発生するときは、金額変更について必ず喪主に確認します」という一文を書かせましょう。

 

そうすれば、あとでもし金額が大きく変わっていたとしても、反論する材料になります。


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