納得できる葬儀をなるべく安く執り行うには?

納得できる葬儀をなるべく安く執り行うには?

 

せっかく葬儀を行うのであれば、後から思い出しても納得できるような、素敵な葬儀を執り行いたいものですね。

 

自分も、参列者も、そしても故人も喜ぶような、満足度の高い葬儀にするための注意点をまとめてみましょう。

 

 

【1】故人がどのような葬儀を望んでいたか?

 

どのような葬儀を行うかについては、まず第一に、故人がどのような葬儀を望んでいたかがポイントになります。葬儀というのは、何よりも故人のために執り行うものだからです。

 

1.どのような形式の葬儀を望んでいたか?

 

葬儀といっても、通夜・告別式を盛大に執り行う「一般葬」だけではありません。親族などだけで静かに行う「家族葬」や、告別式のみ行う「一日葬」など、いろいろな形式があります。

 

  • 一般葬・・・参列者30〜100人程度、通夜・告別式の2日
  • 家族葬・・・参列者30人程度まで、通夜・告別式の2日
  • 一日葬・・・参列者15人程度まで、告別式のみ
  • 火葬(直葬)・・・火葬のみ(読経あり、なし)

 

本人が、どういった形式の葬儀を望んでいたかわかるなら、なるべくその形式で執り行うのがいいでしょう。

 

もちろん、突然のお別れの場合は、本人の意志を確認することはできないと思います。しかし、もし意思疎通が可能な状況であれば、それとなく本人の気持ちを確認しておくと、実際の葬儀のときに悩まなくてすみます。

 

2.誰に参列してもらいたいと思っていたか?

 

いい葬儀というのは、参列すべき人が参列して、全員で作り上げていくものです。故人を見送るのにふさわしい人たちに参列してもらい、みんなで心から見送ってあげましょう。

 

そのためにも、故人が、誰に参列してもらいたいと思っていたか、知っておくことが大切です。誰と仲が良かったのかとか、普段の交友関係についてそれとなく聞いておいたほうがいいでしょう。

 

3.故人の宗教的な取り組みはどうだったか?

 

葬儀の際に、僧侶に「戒名」をつけてもらいます。戒名にはランクがあって、宗派によって3〜5段階くらいの種類が用意されています。

 

戒名はランクが上がるごとに、お布施の金額が跳ね上がっていくのが普通です。なので、葬儀費用を安くするには、なるべくランクの低い戒名をつけるのがおすすめです。

 

とはいえ、故人が宗教的に熱心に活動されていた場合などには、ランクの高い戒名でないと、故人が納得しないかもしれません。ケース・バイ・ケースで適切に判断するしかありません。

 

4.エンディングノートがあるかどうか確認

 

最近は、終活をしっかりやっているシニアの方が増えています。そのような方であれば、おそらく「エンディングノート」というものを用意しているはずです。

 

もしエンディングノートを用意してあるなら、エンディングノートがどこにあるか教えてもらっておきましょう。葬儀が終わってからエンディングノートが出てきたなんてことになると悲しいので、そういう手違いがないようにしてください。

 

【2】葬儀費用をなるべく安くするには?

 

故人の希望通りの葬儀をやりたいと思っても、葬儀にはかなりのお金がかかります。現実的に、お金が足りないという問題がありえると思います。

 

そこで、なるべく個人の希望を叶えつつ、少しでも費用を安くする方法について考えてみましょう。

 

1.まずは葬儀費用の見積もりを取る

 

個人がどのような葬儀を望んでいたか、ある程度整理できたら、それを実現するために費用がいくらかかるか調べましょう。自分で見積もることは不可能なので、地域の葬儀社に見積もり依頼してください。

 

見積もり依頼する際には、葬儀費用の一括見積もりサービスを利用すると便利です。

 

通常、3日以内には、3〜5社程度の見積もり金額とパンフレットを取り寄せることができます。

 

ちなみに、一括見積もりだと、葬儀社も「他社と価格を比較される」ことが分かっているので、真面目な見積もり金額を出してきます。つまり、実際の相場価格を知りたいなら、一括見積もりがとても有効です。

 

2.優先順位をつけて削るものは削る

 

見積もりが集まったら、その見積もり金額と、使える予算を比べてみてください。もし予算が足りないようなら、予算内に収まるように、葬儀内容を調整する必要が出てきます。

 

一般論で言えば、優先順位をつけて、残すものは残す、削れるものは削るということになります。

 

プランの組み方については、専門家と相談しないとわからない部分も多いです。各葬儀社の担当者さんと、電話などで、相談してみてください。

 

葬儀社から具体的に話を聞く中で、実際にできることと、実際にはできないことがいろいろ見えてくるはずです。納得できる葬儀を執り行うためには、専門家としっかり話し合うことが大切です。

 

【3】親類などと葬儀でモメないようにするには?

 

例えば、お金がないとか、故人の遺志などで、火葬のみの葬儀を行ったとしましょう。こういった場合に、親族が「なんで火葬だけなんだ!」と言って怒り出すケースもあると聞きます。

 

宗教観の違いなどもあるため、どうしてもモメてしまうことがあるわけです。全員が全員、納得できるような方法を見つけるのが理想ですが、100点満点の答えを出すのは難しいケースもあるでしょう。

 

いずれにしても、すべてはコミュニケーションの問題です。故人と話し合った内容とか、どういう経緯でこの決定をしたのかとか、家族・親戚とも意思疎通しておくことが大切になりますね。

 

お互いの信頼関係の中で、できるかぎりみんなが納得できるような葬儀を目指しましょう。




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